Embedded Files
鎮守に平安を願い....
”白鬚”天下泰平を導くものがたりと、”狂言”森羅万象に今を生きる物語
*English is below.
2025年の朋香堂では2023年に発表した和泉流を基にした狂言の４つのストーリー（柑子・楽阿弥・伊文字・貝尽）と、新たに観世流・金春流の曲「白鬚」とその舞台である琵琶湖にインスピレーションを得たフレグランスキャンドルを作成し、心身を鎮め平安に浸るような時間を創造します。この曲は「能の変革」として代表的な曲でもあります。そのような曲に時代の明るい変革を願って、2025年の作品作りに選びました。
日本人がはるか昔から親しんだ植物の香によって、体の中に眠る日本の心に呼びかけ、または初めての和樂の世界の旅に誘います。
【和泉流を基にした狂言の４つのストーリー】
狂言のお話から解釈した意匠を描き、菓子型に落とし込んだ作品です。桜の木を使用した菓子型は劣化しにくく、彫り出す時も木の目は細やかかつ柔らかい様子です。
2023年の作品ページへ...リンク
【白鬚の背景とあらすじ】
本作は観阿弥（世阿弥の父）作の謡い物「白鬚の曲舞（くせまい）」を基にして作られたと考えられています。世阿弥の音曲伝書『五音』には前場の「クリ・サシ・クセ」と同じ詞章が載っています。「クセ」はリズミカルな囃子にのって叙事的詞章を謡い舞う曲舞という室町時代の流行芸能を母胎にしています。観阿弥は、従来メロディ主体だった能にリズム本位の曲舞を取り入れ、能の音曲改革に成功。その初めが「白鬚の曲舞」です。
帝が霊夢を見たため、勅使が白鬚明神を参拝する
勅使は老漁夫に出会い、仏法結界の地として釈尊がこの地を求めたという縁起を聞く
老人は白鬚明神の仮の姿であった
深夜、勅使らの前に白鬚明神が本来の姿で現れて舞楽を奏する
そこへ天女と竜神も加わり、灯明を供えて舞を舞う
【鑑賞のお供に...】
能サポ「白鬚」📚 リンク（提供 能・狂言の専門店 檜書店）
※「能サポ」は株式会社檜書店様の商標です。
雲光
湖水
曙
風景
龍神天女明神
Praying for peace to the guardian deity...
"Shirahige" a story that leads to peace throughout the world, and "Kyogen" a story that lives in the present in all things
In addition to the four Kyogen stories (Kanji, Rakuami, Imoji, Kaijin) based on the Izumi Family announced in 2023, HOKODO 2025 will have a new fragrance candle inspired by the Kanze Family and Konparu Family's Musically Play "Shirahige" and its setting, Lake Biwa. It will create a time to calm the mind and body and immerse yourself in peace.
This song is also a representative song of "Noh transformation." We chose this song for our 2025 work, hoping for a bright transformation of the times.
The scent of plants that Japanese people have been familiar with since ancient times will appeal to the Japanese spirit sleeping within your body, or invite you on your first journey into the world of Japanese music.
Page updated
Google Sites
Report abuse